独立系ビジネス会計士の解決すべき課題
1.内的問題点
半常駐型社外CFO
- 特定顧客報酬依存度が高くなると経済的独立性及び精神的独立性が損なわれていく傾向がある
- 時間をホールセールすることによる報酬時間単価の下落
- クライアントのレベルが上がると不要な存在になっていく自己矛盾
プロジェクト対応型社外CFO
- 不安定な収入
- 次のプロジェクトまでのアイドルタイムの発生
- ブランディングに時間とエネルギーがかかり、得意分野の継続受注が困難
共通のテーマ
- 営業活動に時間がとれない
- 繁忙時の紹介案件は断らざるを得ない
- 折角、案件紹介を受けても受注できない不得意分野の場合がある
- ニーズの高いサービスであるが、極めて属人的な業務で事業承継に向いていない
2.外部環境への対応
- 大手・中堅アカウンティングファームの公認会計士による社外CFO業務及び特殊分野プロジェクトの寡占化
- 社内CFOになる公認会計士の増加
- 人材会社によるCFO派遣業務
- 上記競争激化でさらなる受注機会減少及び報酬時間単価の下落